心理学を学ぶ目的は？
心理学とは人間を研究する学問です。言葉、行動、他者との関係性など非常に間口が広く、多くの分野があります。臨床心理士や公認心理士など心理学の専門家を目指して大学の専攻を決める場合もあれば、心理学を専攻していなくても複数の分野の心理学を学ぶことになる場合もあります。たとえば教育学部を選択すると、発達心理学や教育心理学など様々な分野の心理学を必須科目として学びます。しかし自分や他人の心の仕組みを理解して生活を快適に豊かにしたいだけなら、必ずしも大学で心理学を学ぶ必要はありません。まずは、自分が何のために心理学を勉強したいのかを明確にしましょう。目的を明確にすることで、どんな分野の心理学を学ぶべきなのかがわかります。
大学に行かない心理学の学び方は？
独学で心理学を学ぶとき最も簡単な方法は、心理学の本を読むことです。まったく知識がない段階で専門書を読むことは不可能なので、心理学とは何かといった気軽に心理学の基礎を学べる一般書を読んでみましょう。漫画でもOKです。
ネットにも心理学を学べるサイトがあります。大学の心理学部などのサイトもありますが、まずは心理学の普及や進歩を目的とした団体などのサイトを訪ねてみましょう。初心者向けに易しく書かれたコンテンツが多数見つかります。
もう少し本格的に学びたいなら、通信講座に申し込むという手もあります。インターネットやテレビを通じて、専門家の講義を視聴して心理学を学べます。登校の必要がなく好きな時間に講義を視聴できるので、忙しい人に適した方法です。
心理学の大学には、発達心理学、教育心理学などの学部はもちろん、精神鑑定に関わる犯罪心理学や精神医学などの学部もあります。